ガチャッ
突然、ドアが開いた。

「青菜ー?ごはんよー...何してるの?」
お母さん!!

「あ、あぁ...今行く!星斗とじゃれ合ってたんだー、あは、あはは...」
時計を見たらもう7時をまわっていた。

「そう、じゃあ早く降りてきなさい」

そう言ってお母さんはドアを閉めた。
「...ちょっと、早く降りなさいよ星斗」

「これがじゃれ合ってるように見えるか?」

確かに、今のあたしの姿は上半身ブラだけだ。
それに星斗があたしの体を押し倒して居るように見えて...

「!!」
急激に体の体温が上昇。

「だろ?変な嘘付くなよ、アホ」

ムカッ!!!
「アホやないもん!!」

「今度から嘘付くのを上手くしろよ」

「はぁ!?またやんの!?」

星斗は返事もせず部屋を出て行った。