「古坂れん...かぁ...」

最初はただの変態だと思ってた。
だけど、次第に変態だけじゃ無いんだなと。

あたしの体、心配してくれた。

ハグしてくれた時、
撫でてくれた時、
心が、暖かくなっていた。


それに、なによりもあの笑顔。
すっごく、ドキドキした。

え...?ドキドキ?

これって...

「あ、あたしっ、れんに恋をしてんの!?」

///ま、まさかね!
で、でも...そのまさかカモ...

ドクン...
顔、熱。

わぁ...恋しちゃってる...!

あ、あたし...
恋してる!!


コンコン...。

「どうぞ?」

「青菜、うるさいよっ」
あ、星斗(セイト)。

「ごめん!」

「なぁ、ねぇちゃん」

「何?」

「恋、した事ある?」

...ビクーッ
ど、ど、どーしよー!
も、もしや聞かれた!?