私は天井に視線を戻し小さい声で
「おはよ‥」

と言った




「身体、大丈夫か?」




私は静かに頷いた








「浬士の身体、想像以上に良かった」



「そう」







「どうした?」




由は私の顔を覗き込んできた


















「‥こんな、幸せで良いのか、て思って



私は1人で殺し屋だったのに

由に愛されて、

こんな穏やかな日々を送ってて



良いのかって‥



思っただけ」