「どうだ?
丁度良かったか‥」
由は私を見て固まった
「どうした?」
「萌えた」
何言ってんだコイツ
「マジ可愛過ぎ‥」
由はソファーから立ち上がり私を抱き締めた
「スカート短い、しかもボタン外し過ぎ」
「今時の女子高校生はこんなもんだよ
普通になって欲しいんでしょ?」
「あ、あぁ‥
そりゃ、そうだけどよ」
「なら良いよね」
「仕方ない
じゃあカツラと伊達眼鏡」
私はそれ等を付けた
「お前、黒髪も似合うな」
そうか?
「それから、俺のだっていう事を証明するリング」
由は私の首に何かを付けた
私はそれを見た
指輪だった
何も飾られてない指輪だった