「今日、入学手続きをするが名前はどうする?」



「サクライリシ」



「本当の名前で良いのか?」



私は携帯のメモ機能で

[櫻井浬士]

と打って由に見せた



「成る程」






「漢字を変えればあの人達の娘とは思われない」



「そうだな

じゃあ、そう手続きしてくる
大人しくしてろよ」



由は笑み私の髪を撫で部屋を出ていった














由が出ていった数分後に扉をノックする音が響いた



私は扉の覗き穴から外を伺った











そしたら蔵智が立っていた