「どんだけ寝れば良いんだよお前は」 由は笑った 「何で此処に居る」 私はすっかり目が覚め由に問い詰めた 「何でってお前に謝る為に、だよ」 由はベッドに腰掛け私を見つめた 「違う どうやって部屋に入って来た 私は鍵を掛けた」 「管理人に言えば直ぐに開けて貰えた」 「そ」 「それよりお前、そのまま寝たのかよ?」 私は自分の姿を見た 昨日はそのままベッドに倒れこんだから着替えていない 「ちゃんと着替えろよな シワになるぞ」