「…き…のかよ‥」






私は意識が夢の中にあるのに誰かの声が聞こえる



「い…ん起きろよ‥」



誰かが私の体を揺すっている





誰だよ、私は寝たいんだよ‥














「おい浬士」



私はその声で目を開け放った



目の前に映ったのは又もやドアップの由だった









由は優しく微笑み

「おはよ」

と言いながら私に軽いキスをしてきた




私はだるい身体をゆっくり起こした