「何で捨てる必要がある?」



「下らねぇ手紙だからだ

どうせ読んだんだろ?
勝手に手紙とかを読むな」




由は私を睨んだ




「読んだ

でも報酬内容までは見てない」



「報酬内容何て読むんじゃねぇよ」



「さっきから何、怒っている」




由は舌打ちをしてキッチンで作ったコーヒーのカップを机に置き私の隣に雑に座った







「‥あの手紙にムカついたんだよ

何が「育成した「赤」だよ、
赤をロボットみたいに言いやがって

あんな笹山組の奴等に渡すかよ


俺の浬士を誰が報酬何かでくれてやるかよ
胸糞わりぃんだよ‥
殺してやりぃてーぐれぇだ」





由は私の方を向きながら言った











私はニコリと笑み由に抱き付き顎を肩に乗せた