「やりますね」
黄は一瞬、苦い顔をしたが、すぐに笑みを浮かべた
「これでも主と同じ殺し屋じゃからのぅ」
「でも‥」
黄は素早く私の首を掴み力を入れ絞めだした
私は手の力が抜け拳銃が落ちた
黄はそれを確認し体を起こしながら私の首を離す事なく
壁に押さえ付けた
「早く引き金をひいたらよかったものです」
黄はそう言った後に
何かに気付いたようで一点を見つめた
首に込めてある力は抜ける事は無かった
黄はもう一方の手で私の首から何かを出して見つめた
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