「…し

‥り、し‥


浬士、起きろ」







私は瞼を開け視界がはっきりしないまま身体を起こした




「浬士、言いたくはないけど夕方になるぞ」




私は由のその言葉で意識がはっきり目が覚めた




私は視線を上げ由を見上げた





「寝てたな」



由が優しく笑んだ