約束は夕方からなので後、四時間は時間がある








その時、玄関の開く音がしリビングに由が入ってきた




「早いね」



「あぁ今日は抗争の日だからな

それに報告がある」




由はそう言って私の隣に座った






「黄が成功したらしい

警察はもう赤の事を探してないとの事だ
この件の事を全て忘れているという始末だ

記憶を消したのだろうな‥」



「そう‥」




「紳士的な殺し屋何て聞いた事が無い、

でも‥有難い


これで浬士が捕まる事も無くなって自由に外に行ける」




私は静かに頷いた















「…これで黄に勝ったら本当に自由になる」




自由‥