油断した私は黄の攻撃を避けきれず腕に深い傷を負ってしまった
今では風で血は止まったが、まだ痛みが消えない
黄だけなら良かったが警察ともなると困難になってくる
幸いに携帯とパーカーを着ていたのでフードで赤髪も顔も隠れるので良かったが‥
武器というのがさっぱりと持ってないのが最悪だ‥
由から連絡が来たから良かったが‥
「逃げてばかりではいけないと思いますがね」
黒い影、黄が何時の間にか私の真横に来ていた
そのまま私は強い衝撃を受け何処かの壁にぶち当たった
…やばい身体が動かない…ッ
黄が飛び降りてきて私に近付いてくるのが解る
その後からパトカーのサイレンが近付いてきた
その時、微かに黄の舌打ちが聞こえてきた