「…私が未成年だろうと何十人も人を殺したら死刑だろう

そうなったら由の事もバレるのかな‥


私がもし捕まっても由の事、組織の事は言わないから安心して」










「何言ってんだ




お前は絶対、警察何かに捕まえさせない


馬鹿な事は考えるな!」





由が怒鳴った






「…警察は無能な奴等‥

そう信じるよ」




「浬士、頼むから
生きてくれ」










由は震えた声でそう言い私を強く抱き締めた




「由‥」






「浬士が消える事が怖いんだよ」





「私、由の為に生きるから
居なくならないから」




「あぁ」