暫くして由から連絡が有り校門で車に乗り込みマンションに帰った 部屋に入り私はウィッグと眼鏡を外しソファーに座った 隣に由が座り私の腰を抱いた 「初めての体育祭はどうだった?」 「面倒臭い行事だった」 「そうか で?借り物競争で何を借りたんだ?」 「担任の先生」 私は紙に書いてある通りに応えた 「あの野郎か 変なもん引いたな」 「由、早急の話って何?」 私は気になっていた事を聞いた 「いきなりだな」