青もゆっくりと立ち上がった








「早く散れ」



私はそう青に言い放ちフードとピンを取った



「最後に」




「何じゃ」



私はリュックに拳銃等を仕舞いながら聞いた





「警察がお前の存在を追ってるって本当か?」



私はリュックを背負い青を見た



「その情報、何処から聞いた?」



「ボスからだよ」




「そう」



「知らなかったのか?」




「警察は私の存在に気付いてるって事か?」



「さぁ?
でも、何か掴んだみたいだぜ?」



「何かって何じゃ」



「そんなの知らねぇよ
興味ねぇしよ」




「だったら質問するでは無い」



「ついでだよ、ついで」



「そ」



「じゃあな赤」




青はそう言って去っていった





私は青が居なくなるのを見届けるとポケットから携帯を出し由に掛けた