私は早くリュックを背負い出ていこうとした





「浬士ー!何処行くの?」



「弁当、食べないの?」




「一緒に食べようよ!」



歌里那達が話し掛けてきた




「ちょっと、ごめんなさい
用が出来たから」




「え?用事って?」



「帰るの?!」




私はそれらを聞かなかった事にして教室を出て

素早く拳銃と刀を懐にしまった



拳銃にはサイレンサーをつけた




校舎を出て屋上に跳びリュックを置き、ひとまず心を落ち着けた








集中しろ‥








私は拳銃を出した




「そこか!」