由はワンコールで出た
私は取り敢えず屋上に隠れた
「青が学校に来て戦闘になった」
「何…?
よりによって学校の時とは!」
「見つけたぜ」
私は間一髪で弾丸を避け
屋上から飛び降り又、走りだした
「大丈夫か?!」
「間一髪に」
「お前、拳銃とかは?」
「残念ながらリュックの中だ」
「取りに行って学校の中で仕留めろ」
「無理だろ‥」
「殺し屋に無理な事はねぇよ
取りに行ってる数分位、バレねぇだろ?
人に見つからないようにしろよ」
「命令?」
「あぁ、そうだな」
「了解!」
「お前なら出来る」
「当たり前」
由はフッと笑い
「終わったら電話しろ」
と言った
「了解」
私は電話を切り
後ろから何発をも弾丸を撃ってくる青を無理矢理吹っ切り静かに校舎の中に入り素早く教室まで来た
周りを見て青が居ないかを確認しフードどピンを取り教室へ入った

