「あぁ良く解ったよ
お前はちゃんと殺し屋としての心得を持っていたようだな」
「まぁの」
「だが殺したのは気に食わないが」
「死にたい事を懇願していた奴を生かしておくのは苦じゃろ?」
「…」
青は何も応えなかった
「それで?」
私は身体を壁から離し青の横に並んだ
「用はそれだけかのう?」
「いや?」
青が鼻で笑った
その瞬間、青の拳が私に迫ってきた
私はそれを間一髪で避け
青の腰を掴み取り壁に押さえ付け
両腕を後ろに捻った
ポケットの中に入ってる携帯を銃代わりに青の背中に付けた
「やっぱり戦闘か?」

