歌里那が私を呼んだ
私は上に羽織っていたパーカーを椅子に掛け
携帯を後ろポケットに入れて歌里那の元へ向かった
携帯を持ち歩く事は由から指示された
何時でも連絡出来るように、だそうだ
「絶対!一位取ろうね!」
歌里那達は意気込んでいた
私は適当に頷いた
借り物競争は歌里那とあいると由衣と出る事になった
私は最後に走る事になった
パンッと撃つ音と同時に一番のあいるが走りだした
それから由衣、歌里那と走り私の番が来た
今の所、二位らしい
ピストルの音と同時に走りだし一枚の紙を開いた
そこに書かれていたのは
[担任の先生]
人って有りなんだ‥

