「違うんだよ


髪を消滅したとしたら誰が消したって事で警察が動くだろ


警察は無能だがやる時はやる奴等だ
何時かはばれる可能性が有るだろうな」




「由の力で記憶は消せないの?」




「範囲が広過ぎる」




「そう

で?私に学校を辞めろって?」



「そうは言わない


突然辞めたら怪しまれるかもしれないからな」



「じゃあ何時も通りにって事?」




「そうだな

まずは様子見だ
警察が何処まで掴んでるか偵察中だ

組織の奴を警察に入れ込んだ」




「そう」




「名前を知られたら一発で解る」