「よし学校行こうぜ」
由は私の腰を抱き部屋を出た
「浬士」
由は運転しながら私に話し掛けた
「何」
「冷の事だが抹殺しといた」
「そう」
「冷が言っていたそうだ
「赤は狙われている
何時かは殺す事になる」
って」
「狙われている?
殺し屋だから仕方ない事じゃろ
まだ青との決着が付いてない」
「あぁ‥そうだったな
どういう事が調べる」
それから学校に着くまで車中は会話が無かった
お互いに考える事があったのだろう
「学校頑張れよ」
由はそう言って去っていった
私は教室に向かい出した
冷の狙われるとは青の事か?
殺す事には支障は無いが由がどうするか、だ
由も考えを出すだろう
動きがあるまで待つしかないな
「おはよう浬士!」

