「まじ、心臓どうにか、なりそうだった‥

あぁマジ、良かった‥


でも肩は怪我したが‥

でも死ななくて良かった‥

まじで‥」





私は由の首に腕を回し強く抱き締め返した








私の頬には一滴の涙が流れた



「由が‥


怒ってたから嫌われたかと、思った‥」




「な訳ねぇだろ

怒ってたのは何も出来ない自分に腹が立ってたからだよ



お前を嫌いになる日何か一生、来ねぇよ」




「由‥」



「悪い」




暫く黙って抱き合っていた