それから五分も経たずにキミはやってきたんだ。


とにかく何が何だかわからずに……


キミをキツく抱き締め……


無我夢中で……


君の唇を奪っていた。



我に返ったとき


とてつもなく、キミを抱きたいという感情が溢れてきた。


まだ13才のキミを抱く?


そんなことをしたら、きっとキミは傷つく。


俺はキミを大切にしたいんだ。


だって……


俺にはもう、キミしかいないんだから。