菫さんがこんなに正直に話してくれてるんだから、私も言わなきゃいけない気がする。 「菫さん、あの! 私、実は永瀬くんが好きなんです! ごめんなさい。その…」 菫さんはとってもびっくりしていた。 私は屋上から飛び出して教室に戻った。