ももの天然水

なんで…。

なんで、別れようなんて言ったんだ。

俺は、どこを直せば。

なにが、紗優を追いつめたんだ。

気づけば、紗優と別れて1ヶ月がたとうとしていた。

「もうすぐ、バレンタインかぁー。」

涼がなにげなくつぶやいた一言に反応する。

バレンタイン。

紗優からのチョコ。

無理だよな。