ももの天然水

「待てー!」

「紗優ー!これ着ろ!」

「絶対に嫌だー!」

くっそ、どこまでついてくるんだよ!

「おい、挟み撃ちだ!」

作戦、全部聞こえてますよ。

こうなったら、裏道を使うか。

「はぁはぁ。」

逃げ切れた?

「さ~ゆ~。みーっけ!」

「げっ、真奈。」

「やっぱりここにいた。みんな、紗優を脱がしちゃえ!」

「え!ちょっと!」

あっという間に、執事服に着替えさせられた。

「「かっこいい~!やっぱり、紗優はこれじゃないと!」」

声そろえなくても。

「さぁ!教室に戻ろう!」

体操服は、真奈が持ってるし。

いまさら逃げても。

男子たちはいつのまにか、教室に戻っていた。

「「お~!かっけぇ」」

複雑な気持ち。

女なんだけどなぁ~。

一応だけど…。