「嫌だ!ほら早く行くぞ!」 「ちょっ、やだって!もう!待ってよ!自分勝手なんだからー」 「あぁ?なんかいったか?」 「いやっ!言ってません!」 「ならいい!ほら行くぞ。」 「うん!」 爽と手を繋ぎ私達は新しい道を歩き出した。空を見上げると雲ひとつない快晴の空だった。 私達の未来はまだまだ続いていく。例えどんなに辛くても悲しくても、二人で乗り越えてゆく。あの日のように…