私のいきなりの質問に対して何コイツみたいな目でみている早川くんにずんずんと問い詰める


『ねぇねぇ!!早川くん!私の生き別れの双子の兄弟とかじゃない!?』

『ねぇ…、お前頭大丈夫?』

『私は真面目にきいてるの!!』

ずいずいと前のめりになって問い詰めてたら頭を押さえ付けられた。

 『ぐぇっ』

『お前、バカまっしぐらもいい加減にしろ。テストは出来ねぇけど、それぐらい考えなくてもわかるだろ…』


早川くんはよっこいしょと立って、ドアの方へ歩いていった。