学校へ着いた。
私が唯一自分で居られるところ。友達もいるし、先生だって…
あの家とは離れられている貴重な時間だった。
『おはよう…』
『おはよう!シェリー!』
私は小さく微笑んだ
『メリンダ…』
『もー来るの遅い!』
『ごめんね…』
メリンダは私の親友。
唯一心の開ける子。
しばらくするとチャイムが鳴った。
『はーい、席ついてー出席取ります。』
名前が呼ばれていく。
『シェリー。』
『はい』
ホームルームが終わった。
それから、変わったことはなく、普通の1日だった。
『シェリー、今日何日?』
『今日は…9月27日だよ〜』
私達はいつも通り帰って行った。家に着いた。
静かだった。
『ただいま…』
シーンとしている。
静か過ぎて、耳鳴りがするくらいだ。
その時だった。
゛Rrrrrrrr…Rrrrrrrr…”
電話が鳴り響く。
『もしもし…』
『シェリー!?帰ってたのね!良かった…』
『何…?』
『いい?いまから一時間位したら街が騒ぎ始めるわ。その時に警察署へ逃げるの。二階からママのネックレスを持っていくのよ。』
『うん…』
『早く逃げるのよ!』
『待って!クラスの子やお友達は…?』
『誰にも近づいちゃ駄目!わかった?それと、警察署の中の丈夫なところに隠れて!!わかった?
『うん…』
ガチャッ…
シェリーはネックレスをもつとすぐに走った。
警察署はすぐ近く。
警察署内には誰もいなかった。
受付に隠れた。
シェリーの戦いが今、幕を開ける…