純~Love Story~愛

何の因果か その本番は私の神聖な教室だった。

よりによって
その場所で 忘れられなかった人が
夢を叶えてそこにいた。


結局あれから何も話もできなくて
スタッフが引き上げて行ったけど
呆気なく Kei は私の前から消えてしまった。

「蘭先生 帰るよ~。」

主任と忍先生

「もうちょっとだけ…先に帰ってください。
鍵かけて園長のとこに戻していきますから。」

「わかった~園長も自宅にいるからって。
じゃあ お疲れ様」

二人の声が響いている。

「今日の出勤は 大正解だね~~
写真も撮ってもらったしみんなに言いふらすわ~」

「私も早速 友達の家によります~」

写メを撮ってもらった。


私は結局 無理やり引っ張られて 先生たちと撮った
一枚だけ・・・写メが送られてきたとき
不機嫌な表情の私が悲しかった・・・。


Kei はさすが 素敵な笑顔で よそ行きの顔をしていた。
そこには もう佳真はいなかった。

大人の素敵な男に変わってしまった Kei

悪戯っぽくてやんちゃな 佳真はもういない・・・。