純~Love Story~愛

「いらっしゃい・・・・・・ませ。」

しょっぱなから気づかれた。

「あ あの二名様?」若い店員の女の子がビックリしてる。

「はい。」
佳真が笑顔で 二名をピースした。

落ち着け 落ち着け

きっとこの子は 案内が終わったら
厨房へ行って


Kei だ~~って言いに行くんだろう。

「めっちゃ久し振りだ~~~」

手際よくお茶やお皿をとってくれた。

「昔さ ごちそうと言えば回転ずしでさ
十枚以内って約束させられんだけどね
結局それ以上食っちゃうんだ~」

「向こうでも食べるんでしょ?」

「いや~めったに行かない。
高級店とか連れて行かれるけど いつになっても
会計が気になる あはは
育ってきた環境だよな~~
あれはあれで楽しかったし~~」

「この前ってずいぶん前
家族できた時 奢ってやろうと思ったら
ねえちゃんたち子供まで連れてきて
めっちゃかかったんだ。
ほら 佳真のおごりだよ~~
たくさん食べなさい~~だってさ~~~」

タッチパネルを指さして

「蘭 何食べる?遠慮するな~~
今日は俺たちの記念日だからな。」

佳真の笑顔
私にとって最高のごちそうだよ。