…気付くとアリスは 木の下にいる お姉さんの膝の上で 目を覚ますのでした。 「聞いてお姉ちゃん! 私、とっても変な夢をみたの! 白ウサギについて行ったら 大きな穴に落ちて… 体が大きくなったり 小さくなったり… 消える猫にも会ったし、 いつまでもも終わらない お茶会に参加したり…!」 「あらそれは変な夢ね。 さあもう遅くなるから 帰ろうか。アリス」 「うん!」 [end] …それからそっと 後ろを振り返ってみた。