「だーめ、汐里は俺のだから」

そう言って汐里の腕をグイッと引っ張る



ー春斗くん

「ずーるいー」

ブーブーすねる美詞ちゃん

「…美詞 お、はよ。」

恥ずかしそうに挨拶する夏川くん

「宏貴 おーはよっ」

笑顔で返す美詞は気付いていない


それでもまわりは夏川くんの話し方の変化に

気付いていた