声にのせて



みなとみらい駅に向かう電車は少し混んでて

自然と春斗くんとの距離が近付いた

繋ぐ手は壁側に隠した

何の気なしに揺らす手が

恥ずかしかったから




駅を出ると微かに潮の香りがした

横浜だ