タオルを鞄にしまうと

春斗くんがエナメルをかけ直して手を繋ぐ

「独占欲丸出してごめんね」

ーチュ

頬にキスなんてするから

前を向けなくなってしまった

立ち上がる春斗くんは

「毎日こうやって帰ろっか」

と繋ぐ手を強く握った