ーク

どこまで俺を好きにさせたいの

悔しくなって春斗は少し意地悪した

「耳元で好きって言ってくれたら

無敵になれちゃうかもしれない」

汐里の耳元で囁いた

「無敵ってなにそれ」

フッと呆れるように笑った

こんなやつなんです

しょせん俺はこんなガキなんです


ただね、

こんなこと言うのも君だけなんだよ