声にのせて



汐里が自販機から帰ってくる

席に座っている俺の机にコーヒーの缶を置く

「春斗くん、あげる」

にこにこ笑う君が目の前にたつ

「あ、お金。」

「いーの、間違えて押しちゃっただけだから」

嘘つき、

ココアはこのコーヒーの隣じゃないよ

ほらまたこうやって俺に

意地悪されたみたいな気持ちにさせるんだ