図書委員はつらいよ。







私は何を思ったのか寝ている黒沢くんに近づいて、顔を覗き込んだ。





顔整ってるなぁ。まつげ長いなぁ。モテる人だよねきっと。





なんて考えていたら、





ぱっちり私の見ている先の黒沢くんが起きた。





「…なにじろじろ見てんの。変態かよ。」





なっ…!!!





『み、見てたのは謝ります!ごめんなさい!だけど、変態だなんて…っそんなつもりじゃ』





ふーん、あっそ。と軽く流す黒沢くん。