「恋菜~~~、おはようっ!」
「亜希~、おはよう&お疲れさま(笑)」
恋菜とは私の一番の友達。
中学の友達がいない高校選んだ私に
一番最初に話しかけてくれたのが恋菜だった。
「もう、本当だよ。今日もうるさかった。」
「でもさ~、かっこいいでしょ?」
・・・確かにかっこいい。
5人組はかっこいいんだけど...
「でも、うるさすぎる!
公共の場なんだからちょっとは考えて欲しいよね、全く」
「あー、亜希がちゃんとした発言してる」
「ちょ、そんな驚かなくていいでしょ!?
そんな笑わないのー」
笑っている恋菜をほっといて自分の席に行く。
