もしかして龍王かも。

歩夢「どこの族だっ!」

俺は、副総長モードで聞いた。

直哉「暗くて分かりませんでした。すみませんでした」

直哉は、頭を下げてきた。

歩夢「お前のせいじゃない。俺はこのまま捜索するから、直哉は亮たちに伝えてくれ」

俺は直哉の返事を聞かずに、その場を去った。

俺のせいだよ。

無理やり連れて来なければ……こんなことには。

舞華ちゃん、どうか無事でいて。