「後ろに乗せてやるっていってんの。遅刻するんだろ??」
「いや、でも…」
そんな、迷惑だろうし…。
それに私重いし;;
「いいよ別に!!私歩いて行くから!!」
「はいはい、つべこべいわなーい!!ほら行くぞ!」
「ちょッ…!?」
私の手を引いて階段をサササッと降りていく竹井くん。
何回かつまずきそうになったけど、無事に下についた。
運動不足の私はもうヘトヘトなのに竹井くんはまだまだ余裕の顔をしてる。
「運動しなきゃな…。」
「ん??どした??」
「な、なんでもない!!/////」
「そ、じゃあ行くぞ!!!」
「う、うん」
あっぶない…竹井くんに恥ずかしい独り言聞かれるところだった…;;
「なにしてんだよ、早く乗れよ。」
「あっうん!!」
いけない、いけない!!またボーッとしちゃった;;
って……
私どこに乗ればいいの!!??

