文字の先の君へ


「俺さ、

神崎さんがクラスのごみ捨てしてくれてたの

知ってたんだ。

誰にやれとか言われた訳じゃないのに

気付いてごみ捨てにいく姿みて

なんか目、離せなかった」

そういえとまた佐竹くんは首に当てた手を

動かした

「ずりーわ、神崎さん

あなたかわいすぎだよ。

背はちいせーし、

飯はうまそーに食うし

誰にでもすげーやさしーし

陸部では一生懸命走るし

図書委員もしっかりやるし」