文字の先の君へ




サッカー部の夏川くんがいた

夏川くんの手には机においた紙が握られていて

その紙を開いた

「あ、これ俺のノート」

「字汚な!!!」

えみ、そこじゃないでしょ!!!

「え、てか。え、なんでここにあんの」

「汐里が拾ったんだよ、」

返せと言わんばかりに夏川くんの手から

ひったくる

いや、これ俺のだし。

夏川くんは笑いながら誰かに電話を掛けた

「それでサッカー部はなんでここいるの」

えみが冷静に質問する

「いやさ、練習してたら家までもたんわけよ

だからたまに食ってかえんだよね」