それからは悔しくとも

彼の優しさが嬉しくなった

いつもサッカー部の男の子たちと

サッカー雑誌を読んで

ウイイレをして

休み時間にはサッカーをしに校庭に出た

なんてサッカー馬鹿なんだろう

おかげで汐里は彼の好きなサッカーを

余計に好きになった