じゃあ戻しておくよ

クスクス笑いながら佐竹くんは呟いた

「ありがと。じゃあ仕事戻るね」





手を引かれ耳元に佐竹くんの顔が近付いた

「ピンクのレース、どきどきしちゃった

ごちそうさま」

頭をぽんと叩いて

出てきた場所へ戻ったていった



ピンクのレース…?

…!!! さっきか、


顔が赤くなって振り向いた頃には

佐竹くんは別の棚に戻っていた