「…雷珸…途中怒ってなかった?」
歌音が言った。
「は?」
意味不明の顔を出した雷珸。
「そうなの?」
これは私だ。
「まぁな…。」
私から目を逸らした雷珸。
…?
「ふわぁああ…寝みぃ〜。」
大アクビをした洋二…。
「さっきから寝てるからでしょ?」
突っ込んだ歌音。
「だってさ…。」
「はいはい…。長い話だからでしょ?」
私は更に繋げた。
「たまには俺にも言わせろよ…。蘭。」
不機嫌の洋二。
「お前が遅いからだろ。」
雷珸がさらに言った。
「なんなんだよ…みんなして…。」
「それぐらいで怒るなよ…洋二。」
「ダカラ短気って言われるんじゃない?」
「確かにな…洋二はどっか遅いところあるよね。」
私と雷珸…歌音も加わり、洋二を責めた。
「……。」
悲しそうな洋二。
「まぁ、それがいいとこだよね?」
うんうんと私の言葉に同感した雷珸と歌音。
洋二は泣き出してしまった…。


