「高雅…もう時間だから…別でいいか?」
洋二が言った。
「へっ?もう時間?」
呆気にとられている高雅君。
「あっ…一つだけ!!」
高雅君が人差し指を指して言った。
「蘭ちゃん、僕のことは高雅って呼んでよ。僕も蘭って呼ぶから。」
笑顔で高雅は言った。
「そりゃ、どうも。」
素っ気なく返した。
「やっと解放か!!」
背伸びをした歌音。
「ああ…長かったな。」
洋二…。
「お前の場合寝てたろ?」
雷珸が怒り調子で話した。
「だってさ…途中どうでも良くね?」
「そりゃ、まあそうだろうね…。人の話なんてどうでもいい…よね?」
私はチラッと雷珸を見た。
「確かにな。」
助け舟を出した雷珸。


