暖かい…。 『蘭…。』 『フラーダ…。』 そこにいたのはフラーダ。 「やっと戻ったか。我は不安だったぞ?」 「フラーダが?」 私はびっくりした。 「なんだ…?我が心配してはならんのか?」 「いや…そういうわけじゃないけど…びっくりしちゃって…。」 「フフッ。余り言わんからな。」 「そうね。」 私たちは笑った。