「そうだねぇ…。貴様の名前を聞いてないが?」 グローダが言った。 「私の名前は西園寺蘭だ。西園寺の生き残りだ。」 私は焦りを出した。 「ほお…。なら、伝説の鎌を持ってるだろう?」 …やっぱ、アレが目的か…。 「今は出せない。」 「ふはははは…。出してやるようにしてやるよっ!!」 ビシぃ!! 私はとっさに左に避けた。 だが…遅かった…。 ツルが私の右足を打ったのだ。 痛い…。 歌音…洋二…これを受けたのか…。 ……。