「蘭と何があったのだ?」 「フラーダ…実は…。」 ついさっき起こった事を俺はフラーダに話した。 「なるほどな…。それは…雷珸…貴様が悪いだろう…。」 「それは薄々承知してんだ。」 「どうりで蘭は迷っておるのだな。」 「迷ってる…?」 俺はフラーダに聞き返した。 「蘭は今、生死の境をさまよっておる。」